2012年9月1日土曜日

プロセスが楽しい



かっては石の上にも3年と教えられたものですが、いまは入社しても3年しか持たないといいます。その原因に結果を急ぎすぎているため、いまを楽しめないことがあるように思います。 

仕事というものは、楽しむことで、おのずから次の段階が見つかってくるようになっているものですが、結果を急ぎすぎると、不満ばかりが目につくようになってきます。

毎月、数値目標が課せられたサラリーマンでは仕事を楽しむ無理な気がするものですが、そんなことはありません。 利益を出さないと会社は潰れてしまうわけですから、 数値目標なんてエンドレスなのでやってもやってもキリがない。自然に毎日同じで、単調なように思えて来ます。精神的にも持ちません。プロスポーツならオフシーズンがありますが、ビジネスの世界にはありません。それでプロスポーツのマインドを取り込もうというのは土台無理です。

何ごとも、本当の楽しみは結果ではなく、プロセスにあります。だから仕事が面白くないとは言わずに、楽しむようにする。楽しくなければ続かないのは、ナニをやっても同じだと思います。なにごともガンガン努力したからといってすぐに結果がでるわけではありません。そういう風に取り組むとすぐに心が折れてしまいます。

努力だけでなんとかなるもんではありませんよね。成果が出ないといやになるのは当たり前です。寄り道、回り道を楽しむ余裕というのは、プロセスを楽しもうという気持がなければ湧いてきません。「どのようにすればこれはうまくできるのか」というのは子ども時代からずっとあるものだと思います。大人になってもその延長だと思います。

たとえばお店でやってるスタンプカードをまねて、お茶を運んできてくれるたびにお礼とともにスタンプをつく。いっぱいになったらお菓子のプレゼント。なんでもないことですが、気分が違う。気分が違えば仕事の効率もまるで違ってきます。こんな風に自分が楽しめば周りも楽しめる。ネットワークの発端は楽しむことにあるんでしょうね。

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