2011年10月22日土曜日

コミュニケーションの90%は非言語メッセージ

非言語のコミュニケーションは全体の80~90%占めています。

会話は言葉のキャッチボールですが、円滑な会話では、実際には言葉が占める割合はそんなに多くはありません。

スポーツ選手がプレイ中に、観客やインタビュアーと会話することはありませんが、動作・表情・態度から、いまどんな気持ちなのかが判断できます。言葉を使わなくても相手の感情を聴くことは可能なのです。

逆に言葉を使っても、感情を込めない話し方からは気持ちを読み取ることは困難なのです。ボディランゲージが豊富な欧米人が全般に感情表現の苦手な日本人とコミュニケーションをして「何を考えているのか、分りにくい」と言うのも当然なのです。

分りにくい日本人であっても、「アイコンタクト」と「うなずき」に代表されるように、一般に私たちは「非言語」の部分から、言葉以上に沢山の量のメッセージを発信し、また受け取っています。

 会話ベタという人は、何を話したらいいのか、おもしろいネタはないかと悩まれますが、会話においては「非言語」の情報が、もっとも重要なのです。会話中に「アイコンタクト」や「うなずき」のボディランゲージで反応することは、話しやすくさせます。無反応なら話を続けていいのかどうか迷わせ、相手のモチベーションを下げさせる原因になります。
コミュニケーションが苦手な人は、自身が相手に話しやすくさせる雰囲気を作っているかどうか、思い起こしてみてください。

自分が好きになった人は、重要なことは文字以外に何一つ言葉にしませんでしたが、誠実な人柄から発する「アイコンタクト」の強さと仕草で、言葉以上に確かな想いを雄弁に伝えてくれました。非言語のメッセージは隠くしようのない本音であることが多いのです。

だからといって、非言語に頼りすぎるのは、誤解のもとなので気をつけたいものです。言葉をさらに雄弁にするための補助と考えて、大事なことは誤解のないように言葉にしたいものです。非言語の部分は誤解されないように特に注意したいものです。

人柄は「非言語」のメッセージのひとつであることも忘れないようにしたいものですね。

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